noPAE非対応のコンピュータでもサクッと動作するPuppy Linuxを作成!無料のOS PuppyLinux を 仕事に使っているけれど問題なしの僕の経緯!
wiak さんの作られた「Puppy Linuxを自動作成するスクリプト」にすっかりはまっています。前回は「最新のカーネルをもったPuppy Linuxの作成」を行いました。
今回は最新のカーネルではなく、PAE非対応のコンピュータでも、機敏に動作する Puppy Linux を作成したいと思います。
1 まず、wiak さんが開発した makepup.tar ダウンロード し、Puppy Linux本家フォーラム Auto-build woof-CE Puppy using single script のように実行可能な状態にします。
2 次に、makepup を開いて、# Default config: の部分を下記のように設定しました。
# Default config: nTARGETARCH="2" # i.e. target is x86 (1=arm, 2=x86, 3=x86_64)
nCOMPATDISTRO="5" # i.e. distro is slackware (1=debian, 2=devuan, 3=slackware, 4=trisquel, 5=ubuntu)
nCOMPATVERSION="1" # i.e. release version is 14.2 (1=14.0, 2=14.1, 3=14.2)
WOOFBRANCH="woof-CE-rationalise" # woofbranch, e.g. woof-CE-testing
nHUGEKERNEL="1" # i.e. hugekernel to use is huge-4.4.70-s32-700_PAE
interactive="false" # "true" means: Require user input during the build
gui="false" # "true" means: Use gui frontend (wiak remove comment when done: gui not yet implemented)
keep="false" # "true" means: Keep previous woof download files and directories
pause="false" # "true" means: pause makepup script just after merge2out routine to allow package selection changes
DEVX="false" # "true" means: Create DEVX sfs
この設定は、x86用のubuntuベース、カーネルは 1 huge-3.0.103-tahr_noPAE_retro.tar.bz2 を使用するということを表しています。
後は、
# ./makepup を実行すると、インターネット上から様々なファイルをダウンロードして、ISOファイルを作成していきます。
しばらくすると、下記のようなフォルダ等が作成されます。
その中の 「woof-out_x86_x86_ubuntu_trusty」→「woof-output-tahr-6.0.6」に下記のように「tahr-6.0.6.iso」 ファイルができているはずです。
後は、フルーガルインストールをするだけです。
実際に、作成された Puppy Linuxです。壁紙とアイコンは変更しています。
自分好みの Puppy Linux を作成できる Auto-build woof-CE Puppy using single script の魅力にとりつかれています。
この記事も、うえで紹介した方法で作成した Puppy Linux で書いていますが、問題なくサクッと書けています。
このPuppy Linux tahr-6.0.6.k-3.0.103-noPAE.iso をアップしていますので良ければご利用ください。233MB あります。
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tahr-6.0.6.k-3.0.103-noPAE.iso を試用してみましたが、無線LANの設定途中でクラッシュしました。自動生成された iso は未調整・未検証だと思います。Puppy Linux 本家フォーラムの tahrpup 6.0.5 CE スレッドに、開発中の tahr-6.0.6-uefi.iso があります。(uefi/bios 両用、noPAE です) こちらのほうが、安定動作します。
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