既存の日本語化された Puppy Linux TahrPupのCDを作成!
前回予告させてもらったように、Puppy Linuxを使うまでの「基礎の基礎」を紹介していきます。これは、過去に僕が辿ってきた道に他なりません。
まず、Puppy Linuxを使うようになったきっかけについてお話したいと思います。ネットやコンピュータ書籍でで無償のOSがあることを知り、それをCDに焼いて、起動したことに始まります。
それが、PuppyLinuxでした。その時のPuppy Linuxのあまりの速さと、手軽さに驚いたことを覚えています。
起動CDを作成し、Puppy Linuxにふれるまでに、お世話になったのは、「パピーリナックス 日本語版」という公式ウェブサイトでした。
そこには、日本語化された Puppy Linux が提供されていて、すぐにでも使うことができました。
今でも、その当時提供された Puppy Linuxがダウンロードできるようになっていますが、さすがに古くなってしまっているので、今回は同じウェブサイトの「日本語フォーラム」で紹介されている Puppy Linuxを使うことにします。
tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE)を使って起動CDを作成!
最終的な目的は 「自分好みのPuppy Linux」を作成することですが、何もない状態からの(MS WINDOWSなでの別OS)は一時的に使えるものとします。そうでないとPuppy LinuxのCDを作成するのは難しいです。一度、Puppy Linuxが起動できる CDを作成してしまえば、他のOSを使うことはなくなりますので安心してください。では、早速起動CDを作成することにします。
1 まず、tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE) をダウンロードします。
ダウンロードは下記のリンクをクリックしてください。
tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE)のダウンロード
ダウンロードした ISO ファイルを適当なフォルダに保存します。
2 そのISOファイルを、MS WINDOWSや他のLinuxなどで走る 「CD/DVDライティングソフト」でCDに焼きます。
もちろん Puppy Linuxにも、「pBurn」という「CD/DVDライティングソフト」が用意されていますが、今は、一番始めにPuppy Linux を起動しようとしているので、「pBurn」を使用してみるとよいでしょう。
MS WINDOWS用にも、たくさんのフリーソフトが提供されているので、気に入ったものをダウンロードして使用してみてください。
3 BIOSの設定
次に、CDから起動できるようにBIOSの設定をします。
コンピュータによって違いますが、コンピュータの電源スイッチを押して、OSが起動する前に「F2キー」や「ESCキー」を押すことに よって設定できます。
僕は、起動の順番を「CD」→「USBメモリー」→「内部ハードディスク」の順番にしています。
4 tahrpup 6.0.5 日本語化版シンプル (noPAE) の起動
では、いよいよ Puppy Linux の起動をします。下の図のようなPuppy Linuxが立ち上がるはずです。実際は、子犬が二匹並んでいるような壁紙ですが、シンプルなものに変えています。
このCD作成だけで、Puppy Linuxの世界にふれることができます。
また、起動しなくなった MS WINDOWSから重要なデータを救出する、「レスキューCD」としても活用できます。
今回の最終目的は「自分好みのPuppy Linux」を構築することなので、「レスキューCD」の使い方については省略させてもらいます。
第1回目はここまでにします。
次回は「2 安価なUSBメモリーに最新のPuppy Linuxを導入しよう。」というテーマで記事を書きます。
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