自動作成スクリプトで構築したPuppy Linuxに無料のオフィスアプリケーションWPSをインストールして日本語化!
最新カーネルを利用し、「Auto-build a Puppy iso; single script with optional gui」で作成した XenialベースのPuppy Linux に無料のWPSオフィスを インストールして、日本語化しました。結論からいうと、もっとも新しいWPSを利用することができました。 1 まず、どのようにPuppy Linuxを構築したか説明します。
Puppy Linuxの本家フォーラム Auto-build a Puppy iso; single script with optional gui に書かれているように ./makepup -g を実行します。下記が自分が選択ものです。
Huge kernel に
huge-4.9.13-xenial_noPAE.tar.bz2 を利用しています。
2 最新の無料オフィスアプリケーションをインストール
MS Officeと互換性が高い WPSオフィスを利用することにしました。
http://wps-community.org/downloads からダウンロードします。
ここではもっとも汎用性が高い wps-office_10.1.0.5707~a21_x86.tar.xz を利用しました。
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、下記のようなファイルが生成されます。
それぞれ、wps がワードプロセッサー、et が表計算、wpp がプレゼンテーションです。
wpsをクリックして起動すると、最初だけ「同意」を求められます。
どれか一つ(wps、et、wpp)を起動して左上にある「A」をクリックすると下記のように「言語」を選択できるウィンドウが表示されます。(すみません、画像はすでに日本語化されているものです。)
しかし、「japanease」を選んでもエラーを起こしてしまいました。ネットワークエラーと表示されたので、多分「japanease」の実体がないような気がします。
3 そこで、本家Puppy Linuxフォーラムの WPS Office (Kingsoft) Latest Beta + Language Packs 06/15/17 から、wps-office-japanese-japan-05.21.16.pet をダウンロードします。日本の国旗をクリックするとダウンロードできます。
4 wps-langpacks/wps-office-japanese-japan-05.21.16.pet を実行すると、/opt に kingsoft とうフォルダができます。 その中の /wps-office/office6/mui に ja_JP というフォルダがあると思います。
この ja_JPのフォルダを、先ほど日本語化できなかった wps-Officeのフォルダの中の /office6/mui にまるごとコピーします。
これで日本語化ができるはずです。
ただ、日本語表示が Kigsoft Writer 2013 となってしまいますが、実際は、
となっていて。2017であることが確認できます。
特に、最新版にこだわらなければ、本家Puppy Linuxフォーラムの WPS Office (Kingsoft) Latest Beta + Language Packs 06/15/17で提供されているWPSのsfsとpetを利用すれば簡単に日本語化された、WPSを利用できます。
MS OFFICE と近い機能と操作性をもっているので、ぜひ利用して見てください。
wps、wpp、et をすべて起動してみました。
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