「Firefox 58」が公開されたので、ZorinOS Lite 日本語版にインストールしてみました!
今回のアップデートは、パフォーマンスの改善がメインになっています。
もともと、処理速度の改善をめざして、開発を進めてきた「Firefox Quantum」ですが、さらに処理速度の向上を図っているようです。
僕の知識では良く分からない部分がありますが、
Windows版で「Off-Main-Thread Painting」と呼ばれるレンダリングの高速化技術が導入されたほか、新しいJavaScriptのキャッシュ手法「Startup Bytecode Cache」の採用によりページの読み込み時間をさらに短縮したという報告がなされています。
「Firefox 58」では「Off-Main-Thread Painting(OMTP)」を採用し、ラスタライズ処理をメインスレッドから分離することで処理落ちを回避し、より高い応答性を実現したといいます。
Mozillaが行ったベンチマークによると、「Direct2D」の場合で約30%、「Skia」の場合で約25%のフレームレート向上が見られたと報告されています。
さらに、「JavaScript Startup Bytecode Cache(JSBC)」ではスクリプトの読み込み処理を工夫することでWebページのスタートアップを高速化しています。
Mozillaによると、日頃よく利用するサイトで顕著な改善が期待できるとのことです。(Wikipedia:7.8%、Google:4.9%、Twitter:5.4%、Amazon:4.9%、Facebook:12%)
その他にも、スクリーンショットツールにはクリップボードへコピーする機能が追加されています。
また、ブラウザーのデザインについてもいくつかの改善が施されています。
たとえば、スクリーンショットツールでは、キャプチャーしたイメージをクリップボードへコピーするボタンが追加され、「プライベート ブラウジング」でも利用できるようになっています。
なお、本バージョンでは32件の脆弱性が修正されているので注意。深刻度の内訳はMozillaの基準で4段階中最も高い「最高」が3件、2番目に高い「高」が13件、3番目に高い「中」が13件、「低」が3件となっています。
「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能です。すでにインストールされている場合は、
「Firefox」の更新機能でアップデートすることも可能となっています。
Firefoxのアップデート
僕は、ArtfulPupにもDpupStrethにも、「firefox-57.0.4」をインストールしていたので、アップデートしてみました。「Firefox Quantum」の「メニュー」→「Help」から簡単にアップデートできます。
自動的に、最新版かどうかチェックしてくれます。
ダウンロードが終わったら、「Restart to update Firefox」をクリックしてアップデートします。
アップデートが完了しました。
実際にバージョンを確かめてみました。
「Firefox 58.0」となっていて、無事アップデートされていることが確かめられました。
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