ArtfulpupからDpup Stretch 7.5 CE (RC-2)へ!
Puppy Linuxといえば、つい最近まで Artfulpupを起動して趣味や仕事に活用していました。 Artfulpupは、Firefox Quantum や 最新の Chromiumをデフォルトのままで動作させることができるので、最も気に入っているPuppy Linux でした。しかし、Artfulpupのフォーラムで、次のようなことが話題に取り上げられていました。
Ubuntu 17.10 Temporarily Pulled Due To A BIOS Corrupting Problem.
Artfulpupのベースにもなっていた Ubuntu 17.10 がBIOSを壊す可能性があるということを、上記のセンテンスは意味しています。
インターネット上でもずいぶん話題になったので、知っている方も多いと思います。
Artfulpupのフォーラムでは、下記のように回答されており、4.9.x kernelを使っている Artfulpup は大丈夫そうです。
If someone looks at the actual bug report, is clear that the Ubuntu-17.10-bricks-some-Lenovo-laptops bug, does not affecet Artfulpup.
The problematic driver (intel_spi) does not even exist in the 4.9.x kernel artfulpup is using.
Kernelを調べてみました
実際に、Artfulpup で PupSysInfo を起動して確かめてみました。確かに、Linux Kernel: 4.9.59-lxpup-32-pae (i686)と表示されていて大丈夫そうです。
しかし、この情報が得られるまでには、少し時間がかかったので、安心して使える Puppy Linuxをということで、以前にも使ったことのある Dpup Stretch が候補にあがってきたのです。
いくら安価なノートパソコンを使っているといっても BIOS を壊されたら、たぶん僕の力ではもとには戻せません。
ノートパソコンももちろんですが、今までに保存してきたデータが復旧できないとなると、仕事にも大きな支障があるということで、しばらくはDebianベースの Dpup Stretch を使っていきたいと思っています。
もちろん、Artfulpupの情報がもっと多くなれば、また使わせてしただくことになると思います。
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