レイヤー対応で軽快に起動するフリーのペイントソフト AzPainter 2.1.1 を Puppy Linuxにインストール!

Ubuntuに完全移行すると宣言した「AzPainter」をPuppy Linuxにインストール!

AzPainterは、レイヤー対応で軽快に起動するフリーのペイントソフトで、レイヤーやマスク処理に対応するペイントソフトです。

機能は豊富にありながら、Windows標準の「ペイント」と同じくらい軽快に起動するのが特長です。

画像形式は、レイヤーを含められる独自形式のほか、BMP/JPEG/GIF/PNG形式の読み込み・保存に対応しているので、困ることはないでしょう。

ブラシは「鉛筆」「水彩」「スプレー」などがあり、描画方法は「自由線」「直線」「四角枠」などが用意されています。

レイヤーは、種類を「乗算」や「オーバーレイ」など15種類から選択することが可能のほか、マスク処理にも対応しており、 指定色が塗られた部分を上書きできないように保護したり、あるいは指定色以外の部分を保護できる機能も備わっています。

さらに、レタッチ関連では、トリミングや90度単位の回転といった基本機能や、明度・コントラスト・レベルの補正、ぼかしやシャープ化、モザイク、セピア化などの機能を備えています。

僕が一番「AzPainter」を使っていて驚いたのは、その起動の速さと軽快さです。

瞬時に起動するといっても過言ではありません。

AzPainterの作者が作者がWindows向けの全ソフトの開発終了を宣言!

この記事のタイトルにもしたように、AzPainterの作者は、Windows向けの全ソフトの開発終了を宣言しました。

作者にによると、Windows向けソフトの開発を終了した理由は、「Windowsで作りたいものや、やりたいこともなくなってきたので」Linuxディストリビューションの1つである「Ubuntu」へ完全に移行することにしたためとのことです。

今後は、一部のソフトについてLinux版を開発していく予定とのことです。

また、Linux版ではソースコードの公開も予定していますが、Windows版のソースコードの公開は検討中とのことと報告されています。

なお、開発およびサポートは終了されたものの、現在も同氏のWebサイトでは、すべてのソフトがダウンロードできる状態となっているので、 今のうちにダウンロードした方が良いかもしれません。

僕のように無料のOS Linuxを仕事に使っているものにとっては朗報ですが、MS WINDOWSをメインに使っている方にとっては残念な決断です。

素晴らしいソフトだっただけに、どのOSでも動作するように、開発を続けてもらいたかったというのが本音でしょう。


「AzPaiter2.1.1」のPuppy Linuxへのインストール!

「BionicDog」にはデフォルトで、「AzPaiter」が導入されてます。

そこで、ほかのPuppy Linuxにも導入できないかと、いろいろと検索していましたが、身近なところに「AzPainter」のdeb形式が存在していました。

それは、

Puppy_Linux_BionicDog_32bit_Repository

に公開されていました。



「AzPainter」の直接のダウンロードは下記のURLからになります。

azpainter_2.1.1_i386.deb 02-Dec-2017 20:49 639.5K

まず、 Dpup Stretch 7.5 CE (RC-2) にインストールしてみました。

1 まず、うえのリンクから「azpainter_2.1.1_i386.deb」をダウンロードして、適当なフォルダに保存します。



2 インストールは、「azpainter_2.1.1_i386.deb」をクリックするだけです。

3 「Yes」を選択します。



4 あっという間にインストールは終了しました。



5 Puppy Linuxの「メニュー」→「ユーティリティー」のカテゴリーの中に入っていました。



6 「AzPainter」を起動してみました。日本語も問題なく入力できます。



7 ArtfulPupにも同様にインストールできました。

今後、「AzPainter」はブログやウェブサイトにアップする画像の加工に活躍しそうです。  


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