旧式の拡張機能を動作させる!
新しくリリースされたFirefox Quantumの反応は上々です。 特に、動作速度の向上に驚く声を聞くことができました。しかしその一方では、古いアドオン(レガシーアドオン)が使えなくなったことに対する不満もあったことは事実です。
それはとても自然なことのように思います。
趣味であれ、仕事であれ、ブラウザーに導入したアドオンは便利に使えたり、仕事の効率を上げたりするために導入したのであって、その機能が使えないことになれば、いくら動作速度が向上しても仕事などの処理速度は落ちてしまいます。
そのことへの弊害は充分Firefox Quantumの開発者も知っていて、レガシーアドオンが使えなくなることはかなり前から告知されていました。
このブログでも何度も取り上げましたが、アップデートして初めて知ったというユーザーも多くいたようです。
さらに、ユーザーインターフェイスデザインの更新もあって、あまりの変わりように戸惑うユーザーも多かったように思います。
代わりのアドオンを探す
使えなくなったものをいつまでも抱えていても仕方がありません。まずは代替となるアドオンを探すことが大切です。レガシーアドオンを利用していた「Firefox」を「FirefoxQuantum」へアップデートすると、「アドオンマネージャー」画面に「旧式の拡張機能を表示」というメッセージが現れます。これをクリックすると「旧式の拡張機能」という画面にアクセスできますが、ここから代わりのアドオンを探すことが可能です。
新しく「FirefoxQuantum」をインストールした場合は「旧式の拡張機能を表示」というメッセージは現れませんので注意が必要です。
どうしても古いアドオンを使いたい
なかには「どうしても古いアドオンを使いたいから自動更新機能を止めて「Firefox 56」を使い続ける」という選択をしたユーザーもいると思いますが、「Firefox」のアップデートには、当然セキュリティ修正も含まれているので、あまりすすめられる方法ではありません。どうしても、古いアドオンを使いたいという場合の方法として「Firefox ESR」を利用することが考えられます。
「Firefox ESR」のレガシーアドオン対応は2018年6月までと期間は短いですが、セキュリティアップデートを受けながらレガシーアドオンを使い続けられるようです。
また、レガシーアドオンの継続サポートを表明している派生ブラウザーPale Moonを使うのも良い方法だと思います。
僕はPuppy Linuxでもよく使われているPale Moonを選択しました。
おそらく、時間が経過すると「Firefox Quantum」のアドオンも充実してくると思われます。
それまでは、うえに述べた方法で様子を見ていくのが最も良い選択ではないでしょうか?
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