軽量Linux:LibreOffice 6.0.5 を ChaletOS Manjaro PuppyLinux で共有する!

無料のOS PuppyLinux を 仕事に使っているけれど問題なしの僕の経緯!


無料オフィスソフト「LibreOffice」がバージョンアップ ー90件以上の不具合を修正

The Document Foundationは6月22日、ワープロソフト「Writer」、表計算ソフト「Calc」、プレゼンテーションソフト「Impress」などからなる無料のオフィス統合環境「LibreOffice(最新版)」v6.0.5を公開しました。

それまで、僕は「LibreOffice」v6.0 が最新版だと思って使っていたのですが、結構不具合が以下のようにあったようです。

新しいバージョンでは、署名された文書の印刷プレビューがクラッシュする不具合のほか、「Calc」で隣接していない行や列を選択するとツールバーが利用できない不具合など約90件が修正されているということです。

ご存知のように、「LibreOffice」は、オープンソースのオフィス統合環境です。64bit版を含むWindows 7/8/Server 2012/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、本ソフトの公式サイトからダウンロードできます。なお「LibreOffice」は、最新機能を積極的に盛り込んだ「最新版」と、企業などでの利用が推奨されている「安定版」の2種類が用意されています。

諸外国では、Linuxを州の基本OSにしたり、LibreOfficeを採用したりする動きがあると思えば、政権が変わると、また MS WINDOWSとMS Officeに戻ってしまうということを繰り返しています。

日本でも同じことが言えます。

しかし、どうして無料のOSやオフィススイートを使用しないのでしょうか?

企業なら、まだしも、税金を投入している国や自治体、学校では率先してLinuxやLibreOfficeを利用すべきだと思います。

もちろん道具にはこだわらなければなりませんが、要は仕事の質で評価されるべきです。

LinuxやLibreOfficeがMS WINDOWSやMS Officeと比較して、見劣りするとは到底思えないのですが・・・


BionicDogを活用してLibreOfficeの最新版を導入する!

1 まず、LibreOffice v6.0.5 を LibreOfficeの本家ウェブサイトからダウンロードします。

https://ja.libreoffice.org/

https://ja.libreoffice.org/



2 ダウンロードするものは

○ メインインストーラー

○ 日本語訳インターフェース

○ 日本語のLibreOffice組み込みヘルプ

です。

「BionicDog」はUbuntu系のディストリビューションなので、それぞれ、deb形式のファイルをダウンロードしました。

ダウンロードした一連のファイルです。



3 それぞれのファイルは圧縮されているので、クリックして解凍します。



解凍してできたフォルダの中にDEBSというフォルダがあります。

その内容を表示させて、すべてを選択した後、右クリックして「Install .deb(s)」を選択します。



残り2つのファイルも、同じように解凍、インストールしてください。

ただし、必ず、「メインインストーラー」からインストールしてください。

本体がインストールされていない状態では、

○ 日本語訳インターフェース

○ 日本語のLibreOffice組み込みヘルプ

はインストールできません。


PuppyLinux Manjaro ChaletOS から LibreOfficeを起動する!



僕は、現在 「PuppyLinux」「Manjaro」「ChaletOS」のマルチブート環境で仕事をしています。

もちろん、どのディストリビューションからも「LibreOffice」を使用しますが、全てに「LibreOffice」をインストールするのはあまり効率的ではありません。

「LibreOffcie」について、いろいろと調べて見ると、インストールされる場所は /opt の 「libreoffice6.0」というフォルダであり、そこにすべてのファイルが存在します。

しかし、アイコンだけは存在しないので /usr/share/icons から LibereOfficeのアイコンをコピーしました。

「libreoffice6.0」というフォルダをそれぞれのディストリビューションからアクセスできる場所にコピーし、実行ファイルのショートカットを作成することで、どのディストリビューションからも「LibreOffice」が実行できるようになります。

「BionicDog」から最新版の「LibreOffice」を起動します。

これは、最初に「LibreOffice」をインストールしているので、メニューにも登録されています。





次に、PuppyLinuxの「upupbb」から起動してみます。

まず、「libreoffice6.0」のフォルダにアクセスします。





「libreoffice6.0」フォルダーの中の「program」の中の実行ファイル「soffice」をデスクトップにドラック・ドロップして、ショートカットを作成しまし、クリックで「LibreOffice」のメインプログラムを呼び出せるようにしました。



最後に、「Manjaro」「ChaletOS」から起動できるようにします。

デスクトップ上で右クリックして、「ランチャーの編集」を起動し、先ほどと同じように実行ファイル「soffice」とアイコンを指定します。

「Manjaro」で「LibreOffice」を起動してみました。



「ChaletOS」もまるきり同じ設定でしたので省略します。


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