軽量Linux:Wine for Bionic-Beaver!

無料のOS PuppyLinux を 仕事に使っているけれど問題なしの僕の経緯!


「Upup-Bionic-Beaver-RC」で使用できる「Portable Wine」があれば、仕事で活躍できるMS WINDOWSのアプリケーションを 最新版のPuppy Linux で動作させることができるのに・・・と思いながら、うまくいかないので、結局「ArtfulPup」に「Portbale Wine」をインストールして、使いつづけていましたが、ついに、「Upup-Bionic-Beaver-RC」で動作する「Wine」が公開されました。



Wine for Bionic-Beaver の情報源

Wine for Bionic-Beaver の情報源 は本家PuppyLinuxのフォーラムにありました。

ArtfulPup (& Upup-Bionic-Beaver-RC)

ここには、2つのWineが紹介されています。

1 wine-3.6_v3.2.pet

2 portable-wine version 3.3_v2.1

僕は、

2 portable-wine version 3.3_v2.1

の方を利用させてもらうことにしました。




Portable Wineのインストール!

Poratable Wine のインストールはいたって簡単です。

「wine-portable-3.3_v2.1.tar.gz」をダウンロードして、解凍し、/mnt/home に置くだけです。



その後、「Portable Wine」のアイコンを右クリックして、「Wineの設定」、「Portable Wineをパピーメニューに登録」を選択します。

このとき、インターネット接続をすませて置いてください。

下記のように、Wineに必要なファイル「wine-mono」と「Gecko パッケージ」がダウンロードされ、インストールされます。





これだけで、Puppy LinuxでWineが使用できるようになります。



Portable Wine で日本語入力をするための少しばかりの準備!

ここで、インストールしたWineで日本語表示、入力するために少し準備をしておきます。それは、

1 日本語フォントの導入

2 「user.reg」の編集

まず、日本語のフォントを導入します。

/mnt/home にある 「wine-portable」のアイコンを右クリックして、「Cドライブ」を開きます。

「windowsフォルダ」の中の「Fonts」に日本語のフォントをコピーします。





次に、「Cドライブ」から一つ上のディレクトリに上がって、

「user.reg」をテキストエディターで開いて、下記を追加します。

[Software\\Wine\\X11 Driver]
"InputStyle"="root"

Puppy Linuxを再起動します。

これで、「Wine」上で、日本語表記、日本語入力ができるようになります。

「portable-wine version 3.3_v2.1」の魅力!



「portable-wine version 3.3_v2.1」には最初から「.Net Framework」の環境が整えられていて、この仕組みを使った、MS WINDOWS のアプリケーションも利用可能です。



例えば、仕事にはなくてはならない、

「EverNote」や「Kindle」なども正常に動作しました。





「Upup-Bionic-Beaver-RC」を最初から「フルーガルインストール」しておけば、同じ環境を簡単にUSBメモリーにコピーして使用できるので、とても重宝します。


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