無料のOS PuppyLinux を 仕事に使っているけれど問題なしの僕の経緯!
これは、脆弱性を修正した月例のセキュリティアップデートとなっています。
同社が公開したセキュリティ情報(APSB18-08)によると、今回のアップデートで修正された脆弱性はCVE番号ベースで6件となっています。
この脆弱性は、リモートからの任意コード実行や情報漏洩につながる恐れがあり、Windows/Mac/Linux版デスクトップランタイムや「Google Chrome」用プラグイン、「Microsoft Edge」「Internet Explorer 11」用のプラグインのv29.0.0.113およびそれ以前のバージョンに影響すると報告されています。
なお、深刻度の内訳は同社基準で3段階中最高の「Critical」が3件、2番目に高い「Important」が3件となっています。
同社はLinux版を除くすべてのプラットフォーム版で更新プログラムの適用優先度を「2(悪用の可能性は低いが早めに更新するのが望ましい)」と定め、なるべく早いアップデートを推奨しています。
すぐに対策をした方が良いのは言うまでもありません。
TahrPup6.0.6 に導入した 「Chromium 65.0.3325.181」 の 「flash player」を手動でバージョンアップ!
前の記事で、懐かしい「TahrPup6.0.6」に「Chromium 65.0.3325.181」をインストールしたことを報告しました。今回は、この Chromiumに 最新版の Flash Player を導入します。
Chromiumには Puppy Linux 関連のウェブサイトが公開している ChromiumのSFS形式で無い限り、一般的には Flash Playerはバンドリングされていません。
そこで、まず Flash Player をどこに保存するかを決定する必要があります。
僕は、「/usr/lib/chromium-browser」の中に「PepperFlash」というフォルダを作成して、ここにFlash Playerを保存することにしました。
次に、https://get.adobe.com/jp/flashplayer/ から、Flash Player をダウンロードします。
ダウンロードした「flash_player_ppapi_linux.i386.tar.gz」を解凍すると、下記のようなファイルが生成されます。
この中で、必要なものは、「libpepflashplayer.so」と「manifest.json」のみです。
この2つのファイルを先ほどの 「PepperFlash」にコピーしました。
これで、準備は整いましたが、最後に Flash Player の場所を明示的に Chromium の起動スクリプトに書く必要があります。
僕の使っているスクリプトは下記のようになります。
#!/bin/sh
BROWSER=chromium
flashver=$(grep '"version":' /usr/lib/chromium-browser/PepperFlash/manifest.json | cut -d\" -f4)
env GTK_IM_MODULE="xim" chromium-browser --no-sandbox --disable-infobars --ppapi-flash-path=/usr/lib/chromium-browser/PepperFlash/libpepflashplayer.so --ppapi-flash-version=${flashver} --disk-cache-dir=/tmp --disk-cache-size=10485760 --media-cache-size=10485760
このスクリプトを chromium.sh で保存し「実行可能」にします。
このスクリプトをクリックすると Chromium が起動しますが、スマートではないので、スクリプトを実行するためのショートカットを作成しました。
実際に、Flash Playerが機能しているか調べました。
Flash Player の状況確認 にアクセスすると、簡単に確認することができます。
木が成長してタイヤのブランコが揺れているアニメーションが表示されました。
「You have version 29,0,0,140 installed」と表示され、Flash Player が最新版になっていることが確認できました。
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