無料のOS PuppyLinux を 仕事に使っているけれど問題なしの僕の経緯!
この大きさのISOサイズであれば、以前の経験からWiFi接続ができなかったり、必要なアプリケーションがインストールできなかったりと、 実用にならないものが多かったのですが、tazpup は違っていました。
WiFiもデフォルトのままで接続できましたし、PaleMoonやFirefox Quantumも利用できました。
さて、ここでTazupupについて少し説明を加えて置きます。TazpupはSliTaz GNU/Linux をベースにした Puppy Linuxです。
SliTazの特徴として、
CD-ROM や USB キーなどのリムーバブルメディアから完全にメモリ上で動作する無料のオペレーティングシステムであること。
軽くて、高速で、ハードドライブに完全にインストール可能なこと。
さらに、SliTaz は LiveCD(ISO) 形式で配布され、簡単に CDROM に書き込んで起動することができることやシステムが動作しているときに、LiveCD を取り出して CD ドライブを使用して他の作業を行うことがあげられます。
こういう点は従来のPuppy Linuxに似ています。
また、小さなシステムながらLive システムは、完全な機能を備えた作業用のグラフィカルディストリビューションを提供し、 Persistent メディアにデータや個人設定を保存することができます。
システムは Tazpkg パッケージマネージャーで拡張することができ、Cooking (パッケージの生成) や安定版用のセキュリティアップデートが提供されます。
最初、SliTazの知識がほとんどない僕がインストールさえできないのはと思っていたのですが、そんなことはまったくありませんでした。
しかし、少なからず戸惑ったこともあるので「備忘録」としてまとめておきたいと思います。
ところで、この記事自体、Tazpupで書いているので、「ネットワーク接続」「ブラウザーのインストール」「日本語入力」ができていることを意味しています。
Firefox Quantum を起動したところです。
今回解説するのは
1 Tazpupのインストール
2 Tazpupの日本語化
3 WiFi 接続
についてです。
次回は「Firefoxのインストール」「PaleMoonのインストール」「WPSオフィスのインストール」などを扱いたいと思います。
Tazpupのダウンロードとインストール!
Tazpupのダウンロードは、https://archive.org/details/Puppy_Linux_Tazpup
から行いました。
2018年7月30日現在で、最新のTazpupは
tazpup-5.0-alpha-17.iso 30-Jun-2018 12:54 84.3M
でした。
このISOファイルをダウンロードして、別のPuppyLinux (例えば upupbb)などでISOファイルをクリックして内容を表示させます。
このISOの内容すべてを、tazpupという適当なフォルダにコピーします。
ここから、どのようにしてTazpup を起動すれば良いか悩んだのですが、結局、「Grub4Dos ブートローダーの設定」を起動して、設定すれば良いだけの話でした。
自動的にできた 「menu.lst」 の内容です。
title Puppy tazpup 5.0 (sda5/tazupup)
find --set-root uuid () 28feef63-44b0-4f24-b546-7fa056900fb7
kernel /tazupup/vmlinuz pdrv=28feef63-44b0-4f24-b546-7fa056900fb7 psubdir=/tazupup pmedia=atahd pfix=fsck
initrd /tazupup/initrd.xz
これで、Tazpupが起動できるようになりました。
つまり、PuppyLinuxのブートローダーを作成するの同じだということです。
Tazpupの日本語化!
Tazpupの日本語化は簡単でした。Zstepさんが提供してくれている
TazPup Alph17用日本語化パッケージ
を先ほどのTazpupの内容をコピーしたフォルダに置いて、再起動しただけで日本語化できました。
詳しくは、うえのリンクを参考にしてください。
もちろん、日本語入力もできます。
インターネット接続!
今回の最後は「インターネット接続です」今まで経験したととのない、WiFi接続ツールできた。Tazpupの「メニュー」→「セットアップ」→「WiFi cinfiguration」を起動します。
接続したい SSID を選んで接続のためのパスワードを入力すれば「OK」でした。
現在、「PuppyLinux」も少しずつ肥大化しているような気がしていました。
と言っても250MB~400MBくらいの大きさのISOファイルが多いのですが、以前から比べると大きくなっていることは事実です。
ここで、Tazpupのように84.3MB というのは驚異的なサイズです。
もちろん、仕事に必要なアプリケーションを組み込んでいくと、当然大きくなっていきますが、それにしてもコンパクトで 軽快に動作するPuppyLinuxに出会ったことは、とてもラッキーでした。
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軽!
返信削除すごい!
どのようにインストールするのですか
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