無料のOS PuppyLinux を 仕事に使っているけれど問題なしの僕の経緯!
しかし、MS WINDOWSの有用なフリーソフトを動作させようと、Synaptic パッケージマネージャ から Wine のインストールを試みたところ、エラーを表示して、実行できません。
それならばということで、こなれた「XenialDog」で挑戦してみることにしました。
XenialDogのインストールと日本語化に関しては、「軽量Linux:XenialDogを日本語化! USBメモリーから起動!」 を参考にしてください。ただし、Zstepさんのツールは、バージョンアップしいていますので、新しい方を使ってください。
以前にも、何度も XenialDog で Wine のインストールに挑戦していたのですが、インストールそのものはできたものの、日本語の入力ができなかった経緯があります。
しかし、今回はあっけないほどうまくいったのでメモに残しておきます。
XenialDogにWineをインストール!
XenialDog の「メニュー」→「設定」から「Synaptic パッケージマネージャ」を起動します。Wineで検索して、「wine」、「winetricks」をインストールする設定にしました。2つに必要なパッケージは自動的にインストールされるので心配はいりません。
はじめて、「wine」を起動すると、「Wine-Mono」と「Wine Gecko」のインストーラのダイアログが現れてインストールされます。
Wineを使ってアプリケーションをインストールする前に行うこと!
日本語フォントの導入!
XenialDog自体には日本語化した時点で、日本語フォントが導入されています。しかし、wine環境には日本語フォントは導入されていないので、まず日本語フォントを導入しました。
日本語フォントは、ホームディレクトリの /.wine/drive_c/windows/Fonts に導入します。
「msmincho.ttc」、「msgothic.ttc」は同一コンピュータで使用している MS WINDOWSから拝借しましたが、やってはいけないのかもしれません。
「窓の杜」などから、日本語フォントをダウンロードして導入するのもいいと思います。
もう一つ設定しておいた方が良いものがあります。
日本語入力をするための設定ですが、/.wine フォルダの中にある 「user.reg」に下記を付け加えました。
[Software\\Wine\\X11 Driver]
"InputStyle"="root"
以上で準備が整いました。
wine の環境が整えば、後は、MS WINDOWSで動作する仕事に役立つ アプリケーションを導入するだけですが、その手順はまったくMS WINDOWSの 時と変わりません。
例 秀丸エディターのインストール
手始めに、「秀丸エディター」をインストールしてみました。
方法は、秀丸エディターをダウンロードして、クリックするだけです。
後は「ウィザード」に従ってインストールするだけです。
「秀丸エディター」がインストールされると、「メニュー」→「Wine」→「Programs」→「秀丸」で起動することができます。
僕は、Puppy Linux でも 「秀丸エディター」はよく使うので、デスクトップにショートカットを作成しています。
Wine アプリケーションのショートカットの作成の仕方!
ショートカットの作成のしかたは、デスクトップマネージャー毎に異なるので、今回は「JWM」で説明します。「秀丸エディター」の実体は、/.wine/drive_c/Program Files/Hidemaru の中にあります。
その中の 「Hidemaru.exe」が実行ファイルなので、それをデスクトップ上にドラッグ・ドロップします。
そのままでも良いのですが、せっかくなので、アイコンを設定しました。
先ほどのドラッグ・ドロップしたアイコンを右クリックして「アイコンの設定」を選択します。すると、下の図のような画面になります。
適当なアイコンをドラッグ・ドロップすれば良いのですが、wine 関連でインストールしたアプリケーションのアイコンは、
/.local/share/icons/hicolor にあるので本家のアイコンを使用しました。
これで、素早く「秀丸エディター」を起動することに成功しました。
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