軽量Linux:Zorin OS 12.2 Lite にSynapticがない!Synapticをインストールするまで!

Zorin OS 12.2 Lite にSynapticパッケージマネージャーをインストールするまでにやったことのまとめ!

先日、「ライブCDの部屋」さんから、Zorin OS 12.2 Lite 日本語版をダウンロードしてインストールしたことを書かせてもらいました。

UbuntuベースのPuppy Linux以外で、UbuntuベースのOSを使うのは久しぶりです。 以前は、国産の「linuxBean」というコンパクトですばらしいOSが提供されていたのですが、現在は開発が止まっています。

このタイミングで、ZorinOS Liteの日本語版の提供は嬉しい限りです。

しかし、リンク先をみると、

Zorin-OS-12.2-lite-32.iso  2017-11-16 18:10  1.4G

1.4GBもあり、果たして軽量なのかは疑問でしたが、いざインストールしてみると、以外にストレスなく動作してくれました。



Zorin OS 12.2 Lite で root を使う!

Ubuntuのデフォルト設定では rootユーザーはパスワードが設定されていないため使えるようになっていません。

基本は管理者として設定したユーザーから sudo で root特権を使います。

その理由は、ミスを避けるために、 必要なときのみroot特権を使うというポリシーとなっていて、sudo 経由の特権一時利用が原則です。

企業内で複数人で管理者権限を使う場合は、個人の特定のためにも sudo の利用は必須でしょう。 が、しかし、何らかの理由で rootユーザーを使いたい場合はrootパスワードを設定してやれば使えるようになります。

特に複数のOSをインストールしている環境で、自由にファルダやファイルをOS間で移動して、使いたい場合、rootで作業をすると楽に行うことができます。

[rootパスワードを設定してrootユーザーに遷移できるようにするには次のように入力します。

$ sudo passwd root

Enter new UNIX password:

# rootパスワード設定 Retype new UNIX password:

# 確認再入力

passwd: password updated successfully

$ su -

Password:

# rootパスワード入力

#

# rootになれました。

下記は実際の作業の様子です。



ZorinOSにSynaptic パッケージマネージャーをインストール!

ZorinOS Liteにはデフォルトでは「Synaptic パッケージマネージャー」はインストールされていませんでした。

それに変わるものとして、「ソフトウェア」というものが導入されていましたが、何かしっくりこないので「Synaptic パッケージマネージャー」をインストールすることにしました。

下記は「ソフトウェア」を起動したところです。



Synaptic パッケージマネージャーのインストール!

方法は簡単で、

まず、ターミナルを起動します。

1 $ sudo apt-get update

2 $ sudo apt-get install synaptic apt-xapian-index

これで、いいと思ったのですが、必要なファイルがインストールされていないとのメッセージが現れたので、

3 $ sudo apt-get -f install

を実行した後

4 $ sudo apt-get install synaptic apt-xapian-index

を行うと、うまく「Synaptic パッケージマネージャー」がインストールできました。



やはり、慣れているものが使いやすいですね。


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