LibreOffice(最新版) v5.4.3をPuppy Linuxにインストール!
LibreOfficeは無料で利用できるオフィスソフトです。本ソフトにはワープロソフト「Writer」、表計算ソフト「Calc」、プレゼンテーションソフト「Impress」、データベースソフト「Base」、ドローソフト「Draw」、数式編集ソフト「Math」の6つのソフトが含まれています。 これらは「Microsoft Office」に含まれるWord(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)などの操作性やデータの互換性を備えています。
さらにSVG画像のインポートや挿入に対応しているほか、ワープロソフト「Writer」ではタイトルページとページの番号付けを設定できるダイアログが搭載されています。
特に、「Microsoft Works」や「Lotus Word Pro」のドキュメントをインポートするためのフィルタを備えるほか、PDF文書のインポートなどの拡張機能がバンドリングされています。
Puppy LinuxにLibreOffice(最新版) v5.4.3をインストール!
最新版のLibreOfficeは、バージョン5.4.3になります。Puppy Linux用に、LibreOfficeの最新版は、まだ、SFSやPET形式では提供されていません。
当然、本家 LibreOfficeのウェブサイトからダウンロードしたものを利用することになります。
LibreOfficeのウェブサイト
https://ja.libreoffice.org/
から、deb形式のものをダウンロードします。日本語化するためのファイルも同時にダウンロードします。
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-fresh/?type=deb-x86&version=5.4&lang=ja
ダウンロードしたものは、次の3つになります。
1 LibreOffice_5.4.3_Linux_x86_deb.tar.gz (LibreOffice本体)
2 LibreOffice/LibreOffice_5.4.3_Linux_x86_deb_langpack_ja.tar.gz (日本語化ファイル)
3 LibreOffice_5.4.3_Linux_x86_deb_helppack_ja.tar.gz (ヘルプ日本語化ファイル)
まず行うことは、ダウンロードしたファイルクリックしてを解凍することです。
解凍すると、「LibreOffice_5.4.3.2_Linux_x86_deb」→「DEBS」の中にたくさんの deb ファイルがあります。これらすべてが LibreOfficeのプログラムになります。
ひとつひとつインストールすることは大変なので、
sudo dpkg -i *.deb を使用します。
残念ながら、
sudo dpkg -i *.deb
のコマンドは、ArtfulpupやDpupでは使えませんでした。
では、最新版のLibreOfficeは ArtfulpupやDpupでは使えないのでしょうか?
結論からいうと、大丈夫です。
そのために、「XenialDog」の力を借りました。
1 「XenialDog」でLibreOffice(最新版) v5.4.3をインストールします。同じように「日本語化ファイル」、「ヘルプファイル」もインストールします。
「XenialDog」は
sudo dpkg -i *.deb
が使えます。
インストール後、/opt をみると「libreoffice5.4」のフォルダができているはずです。
そのフォルダごと、AutfulpupやDpupの /opt にコピーします。
「libreoffice5.4」のフォルダの中の「program」フォルダの中に、Libreofficeの実行ファイルがあります。
僕は、「soffice」だけをディスクトップにショートカットを作成しました。
「soffice」のショートカットをクリックすると下記のようになるので、利用したいアプリケーションを起動します。
これで、他のPuppy Linuxでも最新のLibreOfficeを使えるようになりました。
雑 感
どうして、このような無料のオフィスアプリケーションを企業や公共機関で使用しないのでしょうか?ずいぶんと、費用の削減になるはずです。
どうしても、MicroSoft Officeを使わなければならない理由はないと思うのですが・・・
無料のアプリケーションがあるのに、わざわざ高額の有料のアプリケーションを使い、そのアプリケーションとLibreOfficeと互換性を問題にしています。
最初から、多くの人がLibreOfficeを使えば、互換性の問題さえなくなります。
そのような方向に進もうとしていた自治体もありますが、Microsoft信者のいうことに負け、また元に戻った組織もあります。
以前、「Tron」という素晴らしい国産のOSが存在して、もちろん今も活躍していますが・・・
素晴らしいOSにもかかわらず、過去に、貿易摩擦などの因縁をつけられて、小中学校に導入されることがストップしてしまった経緯がありました。
有料ですが、国産の「一太郎」という素晴らしいワードプロセッサーがあるのに、推奨しない国、東芝やシャープを見捨てて、東電を守る国。
どうして、こんな国や国民になったおでしょう。
お金儲けだけでなく、本当の意味の国民の幸せを願う日本になってほしいと思います。
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