軽量Linux:「差出人不明」で届く Gmailの怪しいスパムメールに注意!

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本 文

Gmailのスパムメールに注意!

2018年4月、Gmailの受信ボックスに送信元が自分になっているメールが送られてきた事例が多数報告されました。このことを覚えている方も多いと思います。

もちろん、これは利用者が自分で自分に送ったのではなく、新たな手口で送られてきたスパムメールでした。

Gmailの「受信トレイ」に自分が送信した記憶のないメールがあれば、当然「おかしい」と思い、気をつけるのではないでしょうか?

しかし、先日、送信元が空欄のままのメールをGmailのアカウントに送信できる方法を、セキュリティ専門家Tim Cottenが報告しました。彼の言う、ある方法を使って送信元の部分に工夫をすると、送信元に文字を表示せずにメールが送れるそうです。

しかも、そのメールに返信する際も、宛先欄に送り主のアドレスが表示されないとのことです。これは大変危険な問題です。そのメールが不審なものかどうかを見極めるのに、送信元は重要な情報だからです。そこが空欄だと判断ができません。

件名がそれらしいものであれば、グーグルから送られてきたメッセージに見えるかもしれないと、Cottonはブログで指摘しています。このバグを利用したサイバー犯罪者に騙される人がいてもおかしくありません。

Cottenは、「送信元が空白になっているメールは、グーグルがシステムから排除すべきだ」と指摘しています。さらに、彼はこの問題をグーグルに報告済みです。

グーグルからの回答があるまで、自分たちは、送信元が空欄のメールは開かないという心構えが必要なようです。

僕はと言えば、メールでのやりとりは、すべてGmailに一元化しているので、人事ではありません。

はやく解決してくれるよう祈るばかりです。

著者プロフィール

軽くて、小さなOS 「PuppyLinux」をこよなく愛している変わり者です。無料のOSをインストールしては楽しんでいるインストールマニアでもあります。 「PuppyLinux」で仕事をしていることが多く、10年以上関わっていると思います。

インターネットサーフィンも文書作成も「PuppyLinux」で行なっていますが、困ったことはありません。

また、ビデオと音楽と小さな旅行が大好きな 定年間近の再雇用の制度利用して働こうかどうしようか迷っている 優柔不断な人間でもあります。

再雇用となると給料は激減し、仕事内容は同じという不条理な、経営側には都合の良いシステムに身を置くことになります。

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