thinkpadnerd さん開発 XenialPup 7.5 日本語化版 シンプルをインストール!
パピーリナックス 日本語版のウェブサイトをみてみると、日本語最新版は5.x系 Precise-571JP
4.x系 Puppy-431JP2012
という文字が入ってきます。あまりにも情報が古いので残念な気持ちになります。
しかし、同じウェブサイトの「パピー日本語 フォーラム」は活気に満ちています。
・StretchDog64 for testing 日本語化パッケージ(rootでもMozc)
・XenialPup 7.5 日本語化版 シンプル
など有用な情報がたくさん掲載されています。
今回は、thinkpadnerd さんが開発されたXenialPup 7.5 日本語化版 シンプルを試してみました。
開発者のthinkpadnerd さんによると、
XenialPup 7.5 を Tahrpup シンプルと同じコンセプトで日本語化しました。32bit, noPAE, uefi/legacy bios 両用です。lang_pack_ja-2.1.sfs を利用していますが、そのままではなく、細部の調整を施してあります。また、Firefox Quantumをインストールしようと思っている方には次の情報がありました。
xenial-7.5-simple-r1a.iso (362MB)
atheros 無線LANアダプタ用の追加ドライバ(pet パッケージ)
xenialpup 32bit は noPAE しか提供されていません。
XenialPup 7.5 には apulse が含まれています。Firefox を起動するには、
# apulse /opt/firefox/firefox
(Firefox を /opt 以下に展開した場合)
about:config で以下のように設定します。
security.sandbox.content.read_path_whitelist -> /dev/snd/
security.sandbox.content.syscall_whitelist -> /dev/snd/
security.sandbox.content.write_path_whitelist -> /dev/snd/
スポンサーリンク
XenialPup 7.5 日本語化版 シンプルをインストール 続いて、Firefox Quantumをインストール YouTube Gyaoを楽しむ!
XenialPup 7.5 日本語化版 シンプルのインストール自体はFrugalインストールですんなり終了です。Puppy Linuxのこのインストールの方法は別のメディアに使っている環境を丸ごとコピーできるので非常に便利です。
特に、僕のようにUSBメモリーにPuppy Linuxをインストールして使っているものにとってはこの機能はなくてはならないものになっています。
XenialPup 7.5 日本語化版 シンプルは当たり前ですが、インストールした直後から、日本語化されていて、もちろん日本語入力が使えます。
XenialPup 7.5 日本語化版 シンプルのデスクトップ画面です。
デフォルトのリスのような壁紙はあまりかわいくないので変更しています。
もちろん、日本語入力もインラインでできます。
さて、いろいろと話題になっているFirefox Quantumのインストールですが、
https://www.mozilla.org/ja/firefox/new/
からダウンロードして、適当なフォルダに保存します。
続いて、ダウンロードした Firefox Quantum のファイルを解凍します。
解凍すると、firefox というフォルダが作成されます。
このフォルダごと Puppy Linuxの /opt にコピーしました。
Firefox Quantum の起動
Firefox Quantum の起動は ターミナルを起動して、apulse /opt/firefox/firefox と入力します。Firefox Quantum を起動する度に、ターミナルを起動するのは面倒なので、デスクトップ上にショートカット を作成しました。
ショートカットの作成方法
まず、/usr/bin に移動します。何もないところで、右クリックをして、メニューから「新規作成」→「Script」を選択します。
/usr/bin/firefox を作成します。
#!/bin/sh
apulse /opt/firefox/firefox
とタイプして、保存します。
/usr/bin に スクリプト firefox が作成されているはずです。
このスクリプトを、デスクトップにドラッグするとショートカットができあがります。
後はデスクトップ上のショートカットを右クリックしてアイコンを設定すればよいでしょう。
下の図のように、「Firefox Quanrum」のショートカットができあがりました。
起動はこのアイコンをクリックするだけです。
この後、Firefox Quantumを起動して、URLらんに about:config とタイプして、下記を設定します。
security.sandbox.content.read_path_whitelist -> /dev/snd/
security.sandbox.content.syscall_whitelist -> /dev/snd/
security.sandbox.content.write_path_whitelist -> /dev/snd/
もちろん、YouTubeやGyaoをアクセスすると正常に音声が再生され、動画を楽しむことができます。
これで、Puppy Linuxでも仕事の合間に動画を楽しめるようになりました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿