ArtfulpupとantiX 17のデュアルブート環境の構築!
「ライブCDの部屋」にDebian Stretchベースの軽量Linux antiX 17の日本語版が公開されました。antiX 17は、USBメモリーなどで動作させることを意識したLinuxという情報があったので、早速USBメモリーにインストールしました。
しかし、インターネットにアクセスしての仕事は Puppy Linux を使うことが多いので、Artfulpupとのデュアルブート環境をUSBメモリーに構築しました。
上記のように32GBのUSBメモリーをパーティションに分割して、/sdb3 にPuppy Linux、/sdb4 に antix 17 をインストールしました。
実際は、/sdb3 のパーティションに Autfulpup と BionicDogを共存させているので、antiX 17 を含めると、トリプルブートのUSBメモリーを構築したことに なります。
実際に使ったUSBメモリーです。1000円前後で手に入れることができます。以前は、amazon で900円台で販売していましたが、何もかも高くなりましたね。
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とても小さなUSBメモリーですので、ノートパソコンの本体に差しっ放しにしても気になりません。
このUSBメモリーを知ったおかげで、購入するノートパソコンは「シンクライアント」ばかりになりました。ハードディスクやSSDの容量は数GBのものを購入して、USBメモリー上でOSを起動して仕事に使っています。
antiX 17 のインストール!
まず、antiX 17 のインストールDVDをISOファイルから作成しました。ISOファイルのダウンロードは 「ライブCDの部屋」さんから行いました。
作成したインストールDVDです。
DVDから antix17 を起動して、USBメモリーの /sdb4 のパーティションにインストールしました。
対話形式でメッセージ通りに行えば、インストールは終了しますので、問題はないと思いますが、GRUBのブートローダーをインストールするときに、MBRを ではなく rootの方を選択した方が良いと思います。
Puppy Linuxの「Grub4Dos ブートローダーの設定」でブートローダーを作成するときに、antiX 17を起動するのが難しくなります。
以前の antiX 15などは、Puppy Linuxの「Grub4Dos」だけで、antiXを認識してくれて簡単にデュアルブートが実現できたのですが、antix 17 になってからは うまく動作させることはできませんでした。
Puppy Linux でブートローダーを作成!
/sdb3 に ArtfulPupをインストールして、「Grub4Dos ブートローダーの設定」を起動、ブートローダーを背ってします。その後、menu.lst をエディターで開いて下記のように修正します。
修正場所は、antix 17の部分だけです。
実際に修正した部分です。
# Full installed Linux
title AntiX 17 (sdb4/boot)
root (hd0,3)
makeactive
chainloader +1
おそらく環境によって変えなければならないのは、(hd0,3)の数字の部分だけだと思います。
antiX 17 を起動してみました。
Artfulpup を起動してみました。なお、壁紙はデフォルトのものから変更しています。
ついでに BionicDogです。
ほとんどの仕事は、Puppy Linuxで事足りるのですが、Unixのコマンドを使用したいときなどに、antiX 17 や BionicDog の力を借りることが良くあります。
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