USBメモリーからも起動できるXenialDogを使い、安定した仕事環境を整える!
XenialDogのダウンロード!
まず、XenialDogをダウンロードします。一番わかりやすいのは、Puppy_Linux_XenialDog by fredx181
だと思います。
ここから、
XenialDog_32bit-openbox_jwm-2017-01-22-firmware-all.iso 23-Jan-2017 16:23 304.0M
をダウンロードします。 XenialDog_32bit-openbox_jwm-2017-01-18-firmware-all.iso 19-Jan-2017 00:34 304.0M
もありますが、本家Puppy Linuxのフォーラムでは、新しいXenialDogが公開されたのでリンクが削除されています。
新しい方をダウンロードした方が良いと思います。
XenialDogを安定した仕事環境作成のためのOSに選んだ理由は、大きくは3つあります。
1 XenialDogのベースになっている Ubuntu16.04 Xenial Xerus は 2016年4月21日 にリリースされました。偶数年の4月にリリースされているので、(LTS)5年間のサポートがあり、長期間であること、つまり、2021年4月までサポートされます。
2 フルーガルインストールをして、簡単にUSBメモリーから起動できること。
StretchDogはすばらしいOSですが、USBメモリーからの起動には一工夫いるようです。下記のURLを参照してください。
http://www.porteus.org/tutorials/37-installing/114-official-porteus-installation-guide-v-10.html#USB-linux
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3 rootだけでなく、一般ユーザーで操作できること。adduserで任意のユーザーを登録でき、操作できます。Puppy Linuxは ウィルスに対しては、ほとんど心配がないと説明されていますが、そのうえで、一般ユーザーで操作できるということであれば、さらにセキュリティーが強化できます。
XenialDogのインストール!
XenialDogのインストールは簡単です。ダウンロードした XenialDog_32bit-openbox_jwm-2017-01-22-firmware-all.iso を別のPuppy Linux(僕はAutfulpup)を愛用しています。)でクリックします。
すると、ISOファイルの内容が表示されます。
フルーガルインストールに必要なのは「casper」フォルダだけです。
「casper」フォルダを、インストールしたい、内蔵ハードディスクやUSBメモリーのパーティションに丸ごとコピーします。
僕はパーティションを ext4でフォーマットしています。
これでインストールそのものは終了です。
最後に、ブートローダーの設定をします。
これは、既存のブートローダーの「menu.lst」に次のスクリプトを書き加えるだけです。
title XenialDog (sdb6)
root (hd0,5)
kernel (hd0,5)/casper/vmlinuz noauto from=/ changes=/casper/
initrd (hd0,5)/casper/initrd1.xz
環境によって変えなければいけないのは、(hd0,5)の数字の部分だけです、この場合は第1ドライブの第6領域に「casper」フォルダーをインストールした。という意味になります。
hdによる表現は、0からドライブや領域を数えるので、1つ少なくなると覚えるといいかもしれません。
インストールしたXenialDogを起動してみました。
XenialDogの日本語化!
「XenialDog」の日本語化は、「StretchDog」の日本語化と同じです。日本語化の方法は、 Zstep さんの日本語パックの中から、今回は 32bit 版を使用します。
この日本語パックは次々と改良版が公開されているので、最新版がどこにあるかわかりづらいですが、現在は下記のurlからダウンロードできます。
http://dambo.mydns.jp/uploader/file/Pp16037.tar.html
サイズ 29.1MB (30464000bytes)
ORIGINAL scim-mozc-root_3.0.4.1.tar
ダウンロード後のファイル名 Pp16037.tar
PASS slink
具体的な日本語化の方法は、
1 Pp15900.tarを解凍します。
32bit用と64bit用の2つのファイルが生成されます。
scim-mozc-root_3.0.4.1_amd64.deb (64bit)
scim-mozc-root_3.0.4.1_i386.deb (32bit)
2 端末を起動して apt update を実行します。
3 scim-mozc-root_3.0.0_i386.deb を右クリック、install.deb(s)を実行
4 Do you want to continue? [Y/n]、Yを押して続行します。
5 Done. Press any key to close ... any-keyを押す
6 再起動、完了です。
続きは、また日を改めて書いていきます。
もう、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、下記の題材はこのブログで取り上げたものばかりです。
それを一ヶ所にまとめて、さらにわかりやすく解説していきたいと思っています。
今後、予定している記事は下記のとおりです。
XenialDogにブラウザーをインストール!
役立つウェブストアアプリの選択!
オフィス環境を整える!最新版のLibreOfficeの導入!
リモートデスクトップ環境をインストール!
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