軽量Linux:XenialPup 7.5 CE を PAE対応にする方法!

まだまだ使えるXenialPup 7.5 CE を PAE対応にする方法


最近のLinuxは、インストールは簡単になり、機能もどんどん豊富になってきました。

しかし、その反面、容量は大きくなり、動作は重くなっている気がします。

そのことは、軽量Linuxの代表である PuppyLinux にも当てはまるようです。

それでも、PuppyLinuxのISOファイルのサイズは300MB前後と軽量ですが、一昔前のPuppyLinuxよりは重くなっている気がします。

そこで、今回は、少し以前のPuppyLinux XenialPup 7.5 CE をもう一度使ってみることにしました。

そのきっかけは、

「Ubuntu 14.04 LTS」と「Ubuntu 16.04 LTS」のライフサイクルを合計10年へ延長すると発表されたことです。

それによると、企業はレガシーシステムを廃止するために多大な努力と予算を費やしており、過去3年間でIT予算は大幅に増加していることが明らかになったと説明しています。

それを解決するために、OSのライフサイクルを計10年に延長することで、IT予算のバランスを取りながらインフラのアップグレードを実施・計画できるよう、「Ubuntu」を導入する企業を支援したいという考えが根本にあるようです。

さて、「LTS」(Long Term Support:長期サポート)は2年おきにリリースされ、原則として5年間の無償サポートと、追加の有償サポート(ESM:Extended Security Maintenance、拡張セキュリティメンテナンス)が提供されています。

これまで「Ubuntu 14.04」と「Ubuntu 16.04」のESMは3年間で、合計8年のライフサイクルが設定されていましたが、今回、ESMが2年間延長されたことによりライフサイクルは合計10年となりました。

新しい「Ubuntu」のライフサイクルは以下の通りです。




つまり、Xenialのサポートが延長されたこと、軽くてサクサク動作する過去のPuppyLinuxを使いたくなったことが、今回の「XenialPup 7.5 CE を PAE対応にする方法」について書こうと思ったきっかけです。



今回は、昔懐かしい XenialPup 7.5 CE をpae化することに挑戦しました。

pae化は簡単にできまししたが、サポートするハードウェアーが標準のものと非paeのものと違っていて苦労しました。

XenialPup 7.5 CEのPAE化


まず、ベースとなるXenialPup 7.5 CE として thinkpadnerd さんが開発された XenialPup 7.5 日本語化版 シンプル を活用させていただきました。

XenialPup 7.5 日本語化版 シンプル へのリンク

XenialPupのPAE化は、huge-4.1.30-xenial_PAE.tar.bz2 をダウンロードして、これを解凍して得られる2つのファイルを、それぞれ vmlinuz, zdrv_xenialpup_7.5.sfs にリネームして標準のものと置き換える必要があるようです。

しかし、この方法だと、サポートしているハードウェアー標準のカーネルのものと異なってしまいます。

特に、無線LANのアダプターが認識されないのは、僕にとって大きな問題でした。

そこで、別の方法をとってISOファイルを作成することにしました。

Xenialpup-7.5-K4.9.96-Pae-JP.iso の紹介


いろんな工夫をしながら、XenialPup 7.5 CE を PAE化し、isoファイルを作成することができましたので紹介します。

また、XenialPupの非PAEと同等なハードウェアーも認識すると考えています。もちろん、すべてを試すことは不可能ですが。

まず、PupーSysInfoのキャプチャーです。




表示されているように、カーネルは、

Linux Kernel: 4.9.96-lxpup-32-pae (i686)

となっており、pae対応となっています。

また、

Memory Allocation:

Total RAM: 4988 MB

メモリーもきちんと4GB以上認識されているのがわかります。

ここまで、うまくいったので、日本語変換もAnthyと変換効率の良いMozcもインストールしました。

最初に起動すると、anthy が起動しますが、言語バーの「Anthyの部分」をクリックすることで、mozc に切り替えることができます。




これら、pae化と日本語変換Mozcをインストールしたものを、日本語化版としてダウンロードできるようにしました。

もともと、自分のために作成したものなので、どれだけ有用のものができたかはわかりませんが、過去の快適なPuppyLinuxを体験できればと思っています。

Xenialpup-7.5-K4.9.96-Pae-JP.iso のダウンロード


Xenialpup-7.5-K4.9.96-Pae-JP.iso のダウンロードリンク

実際に、Xenialpup-7.5-K4.9.96-Pae-JP.isoをインストールして使っている画面です。




自由にダウンロード、使ってもらって構いませんが、当たり前のことですが自己責任でお願いします。

実際、僕自身もこのXenialpup-7.5-K4.9.96-Pae-JPをインストールして使っていますが、フルーガルインストールのみで試しているので、お知りおきください。





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