軽量Linux:bionicpupにリモートデスクトップアプリケーションをインストールしてWindows PCを遠隔操作

LinuxからWindow PC を遠隔操作する方法


今回は anydesk というリモートデスクトップアプリケーションを使って、LinuxマシンからWindows PC を遠隔操作する方法を解説したいと思います。

anydeskは「個人的利用」で使用できます。

どこまでが、「個人的利用」になるのかは難しい問題ですが。

anydesk は様々なOSに対応しているので、Linuxの種類は問いませんが、ここでは少しLinuxの中では特殊なPuppyLinux BionicPupにインストールしてみました。

LinuxからWindows PCにリモートアクセスできる環境を構築してみました。

このシステムを利用して、LinuxからWindows PCにインストールしてある年賀状作成ソフトを起動して、年賀状を印刷しました。



リモートデスクトップアプリケーション anydesk とは





AnyDeskの高性能リモートデスクトップソフトウェアにより、遅延のないデスクトップ共有、安定したリモートコントロール、デバイス間の高速で安全なデータ伝送が可能になるアプリケーションと言えます。

anydeskのダウンロード


ダウンロードは下記のリンクから行いました。

https://anydesk.com/ja/downloads/linux

今回利用しているBionicPpは32bitなので、anydesk_6.0.1-1_i386.deb をダウンロードしました。

anydesk_6.0.1-1_i386.debのインストール


BionicPupでのインストールは簡単で、anydesk_6.0.1-1_i386.deb をクリックするだけです。

しかし、残念なことにこれだけでは動作しません。

パッケージマネージャを起動して、libpolkit-gobjectとlibgtkglextをインストールする必要があります。




これで、インストールは終了ですが、もう少し作業が残っています。

PuppyLinuxの一つの特徴になっていますが、BionicPupもデフォルトでは root権限 で動作しています。

anydesk は root では動作しないので、spot で動作するように設定します。

spot の設定は、BionicPupの「メニュー」から「システム」「Login and Security Manager」をクリックします。




次のようなウィンドウが現れます。




root フォルダーの /root/.spot-status を編集します。

anydesk=false を追加して、もう一度、BionicPupの「メニュー」から「システム」「Login and Security Manager」をクリックして、 anydeskにチェックを入れます。

これで、すべての作業が完了しました。

AnyDeskを起動して Windows PCに接続してみる


では、BioncPup で anydesk を起動して、自宅の Windows PCに接続してみます。




これで BionicPup から Windows PC に接続することがでいるようになりました。





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